学校日記

今日は「地図の日(最初の一歩の日)」です

公開日
2023/04/19
更新日
2023/04/19

学校

 今日は「地図の日(最初の一歩の日)」とのことです。調べました。

 1800年(寛政12年)のこの日、伊能忠敬(いのう ただたか、1745〜1818年)が蝦夷地の測量に出発したそうです。それから、16年かけて測量しながら歩き、本格的な日本全土の実測地図である『大日本沿海輿地全図』を完成させて、国土の正確な姿を明らかにしました。「輿地(よち)」とは大地や地球、全世界のことを意味するそうです。この地図は、江戸幕府の事業として測量・作成が行われたもので、その中心となって製作した彼の名前から「伊能図(いのうず)」とも称されているそうです実際に地図が完成したのは伊能の死後、1821年(文政4年)であるとのことです。縮尺36,000分の1の大図、216,000分の1の中図、432,000分の1の小図があり、大図は214枚、中図は8枚、小図は3枚で測量範囲をカバーしているそうです。この他に特別大図や特別小図、特別地域図などといった特殊な地図も存在するとのこと。すべて手書きの彩色地図だそうです。
 自分の足で創り上げた日本地図。具体的にどのように測定し、どのように地図にしていったのか、また調べたくなりました。