残心
- 公開日
- 2022/04/15
- 更新日
- 2022/04/15
学校
『“残心”=ざんしん』と読みます。主に剣道で使われる言葉です。意味は「心が途切れないということ。意識すること、とくに技を終えた後,力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。また技と同時に終わって忘れてしまうのではなく、余韻を残すといった日本の美学や禅と関連する概念でもある。」です。剣道でよく使われているこの「残心」を、我々の日常生活に当てはめれば「自分のとった行動に心を残すこと」または「自分の行動の後ろ姿」となります。自分のとった行動にほんのちょっと「思いやり=心遣い」を「残す」ことです。また、次の行動への備えという意味もあります。
3枚の画像は、先週と今週、校舎を回って撮影したものです。
【上段】の画像ですが、ある学級の教室です。きちんと机が並べられ、椅子がきちんと入れられています。帰り会後、仲間と担任の先生の心遣いが感じられます。
【中段】の画像は、ある学級の廊下にある雑巾がけです。使った後、きれいに並べ、洗濯ばさみで挟んで干してあるります。「揃っていること」に残心を感じます。
【下段】の写真は、ある学級の4時間目の教室です。ちょうど体育で体育館で授業をしていました。授業後、給食の準備にすぐに取り掛かれるように、ランチセットを机上に準備してあります。次への準備のための心遣いに「残心」を感じます。宮和田小学校の至る所に「残心」があります。これまでの先生方のご指導と関わりが、「残心」として表現され、宮和田小学校の“よき伝統”となっていることを感じます。素晴らしいことです。
私(校長)が担当した学年の子供たちに、必ず伝えることの一つが「残心」です。子供たちの行動に「残心」が多くなればなるほど、集団で生活する上で、生活しやすい環境を子供たち自らがつくることにつながることになります。反対に「残心」が感じられなければ、周りの人への配慮や思いやりに欠けていくように思います。
ほんのちょっとした「思いやり=心遣い」「気遣い」が、生活をよりよいものにしていきます。このよき伝統を継続していきたいと思います。