計算通りに「すごろくゲーム」を動かそう
【概要】
スクラッチ3.0で作成された「すごろくゲーム」を使用し「10すすむ」「10もどる」「100すすむ」「何回くりかえす」のブロックをどう組み合わせて目的地に行くかを、アンプラグドで考え、発表ノートで作成されたワークブックに記載する。「すごろくゲーム」を開いて発表ノートに記載した通りの組み合わせで目的地に行けることを確認する。行けない場合は、間違えたところを修正する。
【実施日】
令和6年3月21日
【学校・学年・科目】
寺原小・2年・算数
【目標】
プログラミングソフトスクラッチで作成された「すごろくゲーム」のルールを理解し、決められた数字に到着する為の計算(足し算、引き算、掛け算)をしプログラミングを実行する。
【授業の流れ】
<事前準備>
算数の教科書に沿って「270」「350」に進む方法を、スクラッチのブロックに模した「〇回くりかえす」「10回すすむ」「10回もどる」「100回すすむ」を発表ノートで作成し、児童に配布する。
<授業>
1) 「すごろくゲーム」のルールを説明し、例として120に進む方法を数種類紹介する。
2) 担任の先生から配られた発表ノートを開いて、「270」「350」に進むための計算をしながら
発表ノートのブロックを組み立て、それぞれの数字に行く方法をアンプラグドで考える。
3) アンプラグドで考えたプログラミング通りに目的地に行けるかを、スクラッチの「すごろくゲーム」を開いて検証する。
【成果と課題】
短い時間の中でスクラッチの使い方を覚え、「すごろくゲーム」のルールを覚えるという盛沢山の1コマでしたが、スクラッチが初めての人もみんな上手に「すごろくゲーム」を動かせました。授業が終わってからも熱心にプログラミングに取り組む姿も見られ、楽しみながら算数の勉強が出来ていました。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:SKYMENUクラウド、Scratch3.0
機 材:大型ディスプレイ
教 材: