ロボットカーCute Botを踊らせよう
【概要】
ロボットカー(CuteBot)とマイクロビット(microbit)を使って、プログラミングの基本を学ぶとともに、プログラムを組む楽しさや難しさを体感させることを目的とし、「Cute Botを踊らせる」をテーマに自分で考えたプログラムを組んで動きを確かめる。最終日に発表会で各々が考えたプログラムをつかって実際にCute Botを動かし最優秀プログラムを決める。
【実施日】
令和6年2月28日,3月4日,3月5日,3月6日
【学校・学年・科目】
戸頭小学校・6年・理科
【目標】
Microbitが持つ「走行する」「一時停止する」「音楽を鳴らす」「点灯する」等の仕組みをプログラミングして、踊っているように見える動きを表現する。
【授業の流れ】
1コマ目、授業者が用意したサンプルプログラムで動くCutebotをみて、「ロボットカーを踊らせる」の意味をつかむ。次に印刷されたサンプルプログラムを見ながら、実際にプログラムを組んで同じ動きをするか確認することで、Cutebotのプログラムの組み方を理解する。
2、3コマ目、「Cute Botを踊らせる」をテーマに自分で考えたプログラムを組んで、microbitにダウンロードして実際の動きを確かめる。
4コマ目、それぞれ自分で考えたプログラムをCute Botに落とし込み、7〜9名で構成されたグループで1人ずつCute Botを動かして発表する。
各グループで代表1名を決めて決勝戦を行い、クラスの多数決で最優秀プログラムを決める。
【成果と課題】
まだ改善の余地があるプログラムを元にCute Botの実際の動きを見る事で、2コマ目以降、自分で動きを再現したりそこから工夫したりすることがより活発になりました。またグループ代表を決める方法をグループごとに任せることで限られた時間の中でお互いにコミュニケーションを活発にとることができていました。
最優秀プログラムはクラス全員の多数決で決めたが、児童一人一人がそれぞれ音や光、動き等違ったアプローチでプログラムを組みCute Botが踊っている動きを表現できていました。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:MakeCode micro:bitマイクロビット
機 材:電子黒板
教 材: ロボットカー(CuteBot)