プログラミングでグラフをかこう!
【概要】
プログラミングソフトを使って正比例、反比例のグラフを作成する。
【実施日】
令和5年2月15日
【学校・学年・科目】
寺原小学校・6年生・算数/ プログラミング学習
【目標】
プログラミングソフトの動作を確認し、実行したいグラフを作成するためにはどんなプログラミングを作成するべきかを予測する。プログラミングを実行し、正比例・反比例のグラフを作成する。
【授業の流れ】
プログラミングソフトの動作確認のために、ソフト上のキャラクター「ラビ」を動かす練習をする。
<アンプラグド>「y=2×x」の式で作成できるグラフは、どんなグラフなのかを前回までの学習で作成した手書きのグラフを確認し、プログラムの予測をたてる。
<プログラミングソフトを使用>
はじめは、「xが1ずつ増えた」時、「yがいくつずつ増える」か考えて、正比例を描くプログラミングを作成し実行する。
次にスクラッチの「演算」のブロックを利用して、変数「x」を使った計算式を使用するプログラムにデバッグして正比例を描く。
<アンプラグド>ワークシートに「y=2×x」正比例のグラフを基に、「y=24÷x」反比例のグラフに変更する場合のプログラムの予測をワークシートに書く。
<プログラミングソフトを使用>作成したワークシートの通りのプログラムで反比例のグラフを描けるかをプログラムを実行して確認する。手書きで作成したグラフ通りに出来ない場合は、プログラムの間違いを見つけてデバッグする。
課題がクリアできた人は、数字を変えて色々な正比例、反比例のグラフを作成する。
【成果と課題】
プログラム内の数字は、半角というルールがあり全角を入れると動きませんが、子ども達のタブレットで全角半角が分かり辛く、プログラムに間違いがないのに上手く動かない場合は、だいたい数字が全角になっていました。
スプライトと呼ばれるキャラクターをデジタル教科書用に作成された「ラビ」から別のものに変えたい人がいましたが、「定義」が使えないので断念していました。
スクラッチの使い方に慣れているからこそのチャレンジだと感じました。
課題をクリアした後は、スクラッチの知識を生かして正比例と反比例を同時に描かせるプログラムを作ったり、工夫して楽しくプログラミングでグラフを作成していました。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:デジタル教科書算数プログラミング
機 材:大型テレビ
教 材:デジタル教科書6年算数