けがの防止
【概要】
けがの発生要因や防止の予防について理解するとともに、けがなどの簡単な手当をすることができるようにする。けがを防止するために危険の予測や回避の方法を考え、それらを表現し、実践できるようにする。
【実施日】
令和4年11月11日
【学校・学年・科目】
寺原小学校・5年生・体育
【目標】
自分や友達がけがをした経験や既習事項を活用して、危険の予測や回避の方法を考え、表現し実践できるようにする。
【授業の流れ】
1 歯や口のけがとはどのようなものかについて知る。資料をパワーポイントで提示する。
2 本時の学習課題が「学校生活の中で起こる歯や口のけがは、どのようにすれば防ぐことができるか」であることを伝える。
3 歯や口のけがが起こりそうな場面について、児童が撮影した画像をもとに考える。児童が事前にタブレットを使用して撮影した校内でのけがが起こりそうな場所、場面の画像を取り上げることで、自分の課題として捉えられるようにする。
4 取り上げた場面で予想されるけがの原因とその防止対策について「人の行動」と「環境」の2つの観点から考える。
5 養護教諭から小学校で発生した歯や口のけがや永久歯の大切さについての話を聞く。けがの状態を撮影した画像を大型モニタに映し、視覚的に捉えられるようにする。
6 自分で実践できる歯や口のけがを防ぐ方法を考え、ワークシートに記載、意見を交換する。
【成果と課題】
・児童がタブレットPCを使って撮影した画像を学習課題として取り上げることによって、児童が主体的に学習に参加し、身近な課題として取り組んだ。
・少人数のグループで課題に取り組み、ホワイトボードを用いて考えを提示することで、友人の考えを知り、自分の学習に生かすことができた。
・「人の行動」と「環境」の両面からけがの防止について考えることで、自分のこれまでの行動を振り返り、改善しようという意欲がみとめられた。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:パワーポイント(ppt)
機 材:電子黒板
教 材:
★本時は公益社団法人日本学校歯科医会委嘱「生きる力を育む歯・口の健康づくり推進事業」推進校研究発表として茨城県の小中学校71校のリモート視聴の中実施された。