【実施日】
令和4年2月25日
【学校・学年・科目】
六郷小学校・5年生・算数/プログラミング
【目標】
「正多角形を構成する角の大きさ」に着目し、正多角形と円の関係について理解を深める。
【授業の流れ】
※前授業では、コンパス・分度器を用いて手がきで「正多角形」を作図した。
1. めあて。
2. 正多角形の特徴を確認し、全ての角の大きさと辺の長さが同じであることを示す。
3. Scratch3を使用して、正多角形をかく方法を考える。
a. Scratch3画面左下の青いボタンを押し、ペンの拡張機能を選ぶ。
b. スクリプトエリアに下記のブロックを出しておく。
「ペン」—「全部消す」
「イベント」—「スペースキーが押されたとき」
「動き」—「X座標を〇、Y座標を〇」
「動き」—「〇度に向ける」
c. 「スペースキーが押されたとき」—「X座標を〇、Y座標を〇」—「〇度に向ける」の順につなげる。
「全部消す」を押せば書いた線が消せる。
スペースキーを押せば希望の位置に戻る。
d. どうやったら正多角形を書けるか考えながらブロックを組んでいく。
4. うまくかけた児童にどのようにブロックを組んだのか発表してもらう。
a. どうして書けたのかを皆の意見を聞く。
b. 「制御」—「〇回繰り返す」を使って使用するブロックをまとめる。
c. 角の数を増やしてチャレンジしてみる。
d. スプライトを動かす角度と多角形の関係について考える。
e. 角の数が増えても(角の数)×(動かす角度)は360になる。
5. まとめ、ふりかえり。
【成果と課題】
Scratch3を用いることで、手がきに比べて短時間でかつ正確に多くの正多角形を試すことができた。また、(角の数)×(動かす角度)=360から角度を簡単に求められることに気づくこともできた。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:Scratch3
機 材:大型テレビ
リンク: Scratch3