【実施日】
令和6年11月18日
【学校・学年・科目】
高井小学校・5年生・社会
【目標】
自動車工場のオンライン見学を体験して自動車の製造方法を知り、ものづくりに興味や関心をもつと同時に、最新の技術や環境へ配慮した取り組みなどを学ぶ
【授業の流れ】
1.日産と追浜工場について
追浜工場は日産のマザー工場として、電気自動車(EV)日産リーフ、エンジンと電気で走るe-POWER日産
ノート、ノートオーラを生産しています。東京ドーム36個分の敷地面積がある追浜工場には、工場だけでなく
研究開発拠点や実験部門、車を出荷する専用ふ頭がありました。
2.クルマづくりの調査(ゲストホール・工場(組立工程・検査工程)・専用ふ頭))
①ゲストホール:追浜工場にしかない特別なボディ(クルマ)が展示されていました。
②工場の組立工程:約660mあるラインのスタート地点からクルマが完成するゴール地点まで、エキスパートと
よばれる作業者が「らくらくハンド」などを使用しながら部品を組み立てていく様子を見ました。
③工場の検査工程:資格保有者が1台の車の約700か所以上を検査します。時速100㎞の速度検査やアクセルや
ブレーキ等厳密に動作を検査していました。
④専用ふ頭:厳しい検査に合格した車が集められ、そこから陸送や海運によって世界中のお客様へ届けられる
とのことでした。
3.日産が目指す未来-環境への取り組み-
地球にやさしく排気ガスが出ない電気自動車や、高速道路では前の車との距離を自動的に調整する技術を
搭載した安全な車など次世代の車が走る社会を目指しているとの説明がありました。
4.質疑
「車のシートで工夫していることはありますか」
「車一台を作るのに何日かかりますか、費用はどれくらいかかりますか」
「一番高価な車は何ですか」
「取手市に車を運ぶにはどんな方法がありますか」
時間が足りなくなるぐらい、クラスごとに様々な質問が出されました。
【成果と課題】
オンライン見学を通じて、実際の工場見学に近い体験を得ることができました。また、クイズや質問することで
楽しみながら学習できました。
《利用環境》
端 末:指導者用タブレットPC、学習者用タブレットPC
アプリ:MicrosoftTeams
機 材:大型テレビ
教 材:NISSAN PLANTS 工場見学ハンドブック