【実施日】
令和4年9月〜令和5年2月
【学校・学年・科目】
戸頭中学校・1年生・技術 家庭科
【目標】
材料と加工の技術を活用して生活上の問題を解決するための製品を製作することができる。
【授業の流れ】
※Thikercadで使用する部材のデータは先生があらかじめ用意し、それを共有した。
(1) ワークシートを使用して構想を練る。
・全体の形を決定する。寸法を決定する。
(2) 構想を具体化し、3D CADアプリ「Thinkercad」を使い設計を行う。
・構想を元に具体的な設計を行う。
・実際に作成できるのかを確かめる。
・部材の取り方を考慮する。
(3) 設計を元に材料取り図面を作成する。
(4) 設計ならびに材料取り図面を元に、2分の1の縮尺の模型を製作する。
(5) それぞれが製作した模型について、機能性・安全性・環境性・デザインの4つの視点から自己評価と他者評価を行う。
(6) 評価を元に設計の修正を行う。
(7) 製作の見通しをもち、効率よく作業を進めるためには、この後、どのような作業が必要なのかについて考える。
(8) 実際の部材を用いて作品を製作する。
(9) それぞれが製作した作品について、機能性・安全性・環境性・デザイン・経済性の5つの視点から自己評価と他者評価を行う。
【成果と課題】
データ上で編集をすることができるため、製図が苦手な生徒にとってとてもやり易かった。
元々の部材の大きさについても編集することができてしまうため、実現不可能な設計になっているものがみられた。また強度や構造について計算できるようなものが必要である。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:Teams、Thikercad
機 材:大型テレビ
リンク: Thikercad