【実施日】
令和4年1月〜2月
【学校・学年・科目】
戸頭中学校・3年生・技術
【目標】
マイコンボード(micro:bit)を搭載したロボットカー活用して、計測・制御システムの仕組みを理解し、安全・適切なプログラムの制作、動作の確認及びデバッグなどを行う。
【授業の流れ】
本授業には、「TECH未来」を使用した「micro:bit対応コントロールボックス」を組み込んだ電気自動車に赤外線センサーを搭載したロボットカーを使用した。
1. TECH未来「micro:bit対応のコントロールボックス」専用MakeCodeのURLをTeams の投稿で共有する。あわせて、プログラム作成のための資料を配布する。
2. 4人ずつの班に分かれる。班の中で「プログラム作成」「電気自動車作成」「資料の伝達」等の担当を決め、それぞれに作業を進める。
3. プログラムと自動車が完成したら、自動車に搭載したコントロールボックスのmicro:bitと学習者用タブレットPCをUSB接続し、プログラムをmicro:bitにダウンロードする。
4. 電気自動車のスイッチを入れて動作を確認し、「前方に障害物があった場合には停止」「障害物がなくなったら前進する」ことを確認する。
5. 障害物の前で正しく停止するように、センサーの感度やモーターの回転速度をプログラムで調整する。
6. 次に、先生の操作する電気自動車(加速したり停止したりする)の後方を走らせ、先生の車との距離が近づいたら停止、距離が空いたら前進することを確認する。よりスムーズに動くように、動作を確認しながらプロクラムを修正しロボットカーを完成させる。
7. 次時に、行きのコースでは踏切との距離が近づいたら停止、踏切が空いたら前進する,帰りのコースでは荷物(水の入った缶)を載せて戻ってくるようにするためのプログラムや車体の形状を考えて、より速く帰ってくるためのロボットカーを完成させる。
【成果と課題】
各班ごとに、メンバーで役割分担をして、試行錯誤を繰り替えしながら、目標とする動きをするロボットカーを完成させることができた。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ: TECH未来「micro:bit対応のコントロールボックス」専用MakeCode
機 材:大型テレビ
教 材: TECH未来「micro:bit対応のコントロールボックス」ならびに電気自動車キット
リンク:TECH未来「micro:bit対応のコントロールボックス」発売のご案内