発表ノート「グループワーク機能」を活用した道徳の学習
【概要】
「約束やきまりを守り、みんなが使う物を大切にすること」について考えを深めることを目標に、発表ノートのグループワーク機能を活用し、自分の考えを表現したり、クラスメートの考えに触れながら道徳的な心情を育む。
【実施日】
令和5年9月20日
【学校・学年・科目】
久賀小学校・2年・道徳
【目標】
みんなが楽しく、安心して生活するためにきまりがあることを理解し、きまりの意義について考えることを通して、みんなの物を大切に使おうとする心を育む。
【授業の流れ】
<導入>
事前アンケートの結果をもとに、学校の遊具やくつ箱等 みんなで使う物として名前のあがった物の写真を見ながら、それらの公共物を日頃大切に出来ているかを思い起こす。
<授業>
1) 道徳教材 〜みんなでつかう ものだから〜「黄色いベンチ」の音読
2) 発表ノートで先生から送られた「二人の男の子が土足でベンチにあがって紙飛行機投げをしている挿絵」を見て、二人の男の子がこの時、どんなことを考えているかを考え発表ノートに記載する。
3) 同様に、次の場面の、「男の子たちがいなくなった泥だらけのベンチに座った女の子とおばあさんの挿絵」を見た時の二人の男の子たちが、どんなことを考えているかを発表ノートに記載する。
4) もし、この場に自分がいたら、男の子たちにどんなことを教えてあげるかを発表ノートに記載する。
5) グループワークで班ごとに発表ノートを共有し、他の人の考えに触れ、代表者が発表をする。
6) 発表ノートの提出機能で提出する。
【成果と課題】
発表ノートで自分の考えを書いたり、クラスメートの考えを読んだりして共有する活動は、色々な教科に取り入れて繰り返し練習したことで、今ではノートに文字を書くくらいスムーズに出来る2年生ですが、この日は、グループでの話し合い活動や発表もとても上手に出来ました。
従来の模造紙や付箋を使っての協同作業であれば、紙の用意や机の並べ替え等の準備が必要だったと思いますが、ICTを効果的に活用したことで、考える時間を十分とって活動が出来ていました。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:SKYMENUクラウド
機 材:電子黒板
教 材:道徳デジタル教科書