人感センサーと明るさセンサーを活用してプログラミングで電気のON/OFFを実行する
【概要】
自動点灯の学校のトイレは、どんな利便性を考えて進化したかを考え、どんなセンサーがそれを実現しているかを考える。マイクロビットと赤ボードを利用して、自動点灯の学校のトイレを再現するプログラミングを作成する。
【実施日】
令和5年3月10日
【学校・学年・科目】
取手小学校・6年・理科
【目標】
学校のトイレの自動点灯のしくみを考え「一定の明るさより暗い」かつ「人が動いた」時に電気が点灯するプログラミングを作成しマイクロビットと赤ボードで再現する。
【授業の流れ】
<授業準備>
作業ペアを作成する。1名は、ジャムボードで説明書を開く担当、1名は、マイクロビットとパソコンを接続してプログラミングをダウンロードする担当に分かれる。
1. ジャムボードの説明書を確認しながら、2人1組でマイクロビットと赤ボードの組み立て作業を実施。
2. サンプルプログラムを作成しダウンロードをする。
3. <電気の利用 課題作成>「一定の明るさより暗い」かつ「人が動いた」時に電気が点灯するプログラミングを5分間のシンキングタイムでペアで考え、自動で電気がつくトイレの仕組みをマイクロビットで再現する。
4. 提示された模範解答を確認し、5分間で再現できたチームも再現出来なかったチームも、自動で電気がつくトイレの仕組みをマイクロビットと赤ボードで再現する。
5. <自由作成>「振動」「温度」「明るさ」「人感」4つのセンサーを利用して、それぞれのアイデアで電気をつけたり、プロペラを回したり、音を出したりする仕組みを作成する。
【成果と課題】
初めて触るマイクロビットや赤ボードですが、物理的・ソフト的な接続等、煩雑な作業を各ペア協力しながらスムーズに進める事が出来ていました。
自由作成の時間も振動センサーを利用して防犯グッズを作成する等、実用化できそうなアイデアが沢山生まれていました。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:マイクロビット関連キット一式
機 材:大型テレビ
教 材: