【実施日】
令和4年10月〜令和5年1月
【学校・学年・科目】
戸頭中学校・2年生・技術 家庭科
【目標】
情報通信ネットワークの構成と情報を利用するための基本的な仕組みを理解し、生活や社会における問題を、ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによって解決する。
【授業の流れ】
※「スモウルビー」は、Scratch3をベースにコード(Ruby)によるプログラミング機能を追加したものである。ブロックプログラミングの部分はScratch3と互換である。また、Scratch1.4で実装されていたMeshと同様の機能が実装されている。本授業ではこのMesh機能を使用している。
(1) 目標を確認する。
(2) チャットシステムのサーバ、クライアント、それぞれのサンプルプログラムを配付する。
(3) 下記を行う。
・スモウルビーの基本操作(プログラミング)を理解する。
・サンプルプログラムを元にシステムの仕組みを理解する。
・システムの基本構成を理解し、アクティビティ図を作成する。
・サンプルをベースにペア(サーバー制作担当、クライアント制作担当)で制作を進める。
・制作を進めながら、システムの仕組みを理解する。
・ポイントとなる箇所は、適宜、大型テレビの先生の画面やTeamsで配付した資料で確認する。
・動作を確認しながら、デバッグを行う。
(4) ペアで、出来上がったシステムを運用し、評価シートに自己評価を入力する。
(5) 他のグループに、出来上がったシステムをレビューし相互評価を受ける(評価シートに入力してもらう)。
(6) まとめ、ふりかえりをする
【成果と課題】
試行錯誤をしながら、チャットシステムを完成することができた。サンプルプログラムをベースに自分たちでプログラムを作成することで目的とするプログラムに近づけることができた。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:Edge、スモウルビー
機 材:大型テレビ
リンク: スモウルビー3.0(Web版)