プログラミングでグラフをかこう!
【概要】
プログラミングソフトを使って正比例、反比例のグラフを作成する。
【実施日】
令和5年2月6日
【学校・学年・科目】
久賀小学校・6年生・算数/ プログラミング学習
【目標】
プログラミングソフトの動作を確認し、実行したいグラフを作成するためにはどんなプログラミングを作成するべきかを予測する。プログラミングを実行し、正比例・反比例のグラフを作成する。
【授業の流れ】
プログラミングソフトの動作確認のために、ソフト上のキャラクター「ラビ」を動かす練習をする。
1. 「y=2×x」の式で作成できるグラフは、どんなグラフなのかを前回までの学習で作成した手書きのグラフを確認し、プログラムの予測をたてる。
2. プログラミングソフトを使用して「xが1ずつ増えた時」の「Y」の動きを作成した表や式から考えてプログラミングする。
3. xが1ずつ増えた時のグラフが作成出来た後は、「グラフを線にする為にもっと細かく点を打つプログラムに修正する。(xを小数に変更し、繰り返しの数を増やして正比例を細かい点で線にする。)
4.ワークシートに「y=2×x」正比例のグラフを基に、「Y=24÷x」反比例のグラフに変更する場合のプログラムをアンプラグドで書く。
5. 4で作成したワークシートの通りのプログラムで正しいグラフを描けるかをプログラムを実行して確認する。手書きで作成したグラフ通りに出来ない場合は、プログラムの間違いを見つけてデバッグする。
【成果と課題】
5年生の時は、アンプラグド(パソコンを使わないプログラミング)で図形を作成し、その考え方を基にプログラミングで図形を作成しました。今回も同様に、プログラミングソフトの仕組みを理解した後、アンプラグドで動きを予測し、プログラミングでグラフを作成しました。数字を変えながら、正比例、反比例のグラフをプログラミングで描かせて、両方のグラフの性質を確認しました。
プログラミングの仕組みを理解し、正しい数字を入れると一瞬でグラフや図形を作図する事が出来るが、考え方に間違えがあると、正しく作図することが出来ない事を再認識しました。
子ども達は、お互いに教えあいながら、新しい問題解決の方法を工夫したり模索したりしていました。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:デジタル教科書算数プログラミング
機 材:大型テレビ
教 材:デジタル教科書6年算数