「人感センサー」「明るさセンサー」を利用してマイクロビットで「自動で電気がつくトイレを再現しよう!」
【概要】
1コマ目「自動で電気がつくトイレを再現しよう!」を目標に、どんなセンサーが使われているかを考えながらプログラミングを作成する。
2コマ目、「電気を活用した仕組み」を考え、ワークシートに自分のチャレンジするプログラムについてまとめ、作成したプログラミングの記述内容は、画面を撮影して発表ノートで先生に提出する。
【実施日】
令和5年1月23日,1月24日
【学校・学年・科目】
久賀小学校・6年・理科
【目標】
身の回りの色々なセンサーの働きに気付き、マイクロビットを使って自動で電気がつくトイレを再現する。自分たちの生活を便利にするアイデアグッズをマイクロビットで作成する。
【授業の流れ】
<授業準備>
作業ペアを作成する。1名は、ジャムボードで説明書を開く、発表ノートで先生に提出物を送る担当
1名は、マイクロビットとパソコンを接続してプログラミングをダウンロードする担当を交互に実施する。
1. (1コマ目)ジャムボードの説明書を開く
2. マイクロビットの接続、サンプルプログラムを作成しダウンロードをする
3. 自動で電気がつくトイレの仕組みをマイクロビットで再現する
4.(2コマ目)1コマ目の模範解答を提示し、明るさセンサーと人感センサーを組み合わせたプログラミングを実行する。
5. ワークシートに自分の作成するマイクロビット使用のアイデアを記載する。(4つのセンサーから使用するセンサーを選び、電気を利用する仕組みを考える。)
6.5で考えた仕組みをプログラミングし、マイクロビットにダウンロードし実行させる。
7.発表ノートにプログラミングの記述のスクリーンショットで添付し先生に提出する。
【成果と課題】
どんな物を作るか目的を考えたり、考えたものをどう実現するかをペアで相談しながら学習を進めていました。使用したセンサーを利用して音楽を流せる仕組みを作る人が多く、インターネットで調べた譜面を見るなどしながら熱心に音楽を作成していました。
「音は鳴らせるけど、止めることが出来ない!」「停止と書いているブロックを入れているのに止まらない!」等、作成したプログラミングを制御するのに苦労している姿も見受けられました。
今回やり残した事は、中学校でのプログラミング学習につながるのではないかと思います。
担任の先生との振り返りの時間には、「自分たちの身の回りにセンサーやプログラミングがたくさんあることに気が付いた。」等の発表がありました。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:マイクロビット(赤ボード用)
機 材:大型テレビ
教 材:発表ノート