永山議会(模擬議会)
【概要】
3年生の全クラス、ならびに議員とをリモート会議でつなぎ、対面とリモートのハイブリッド形式で永山議会(模擬議会)を開催した。まずは、「住みよい街取手」をコンセプトに、それぞれのグループで考えた提案を各クラス内で発表。その後、各クラス2つにしぼられた提案をリモート会議で全体に向けて発表し、採決を図った。
【実施日】
令和4年11月22日
【学校・学年・科目】
永山中学校・3年生・総合
【授業の流れ】
3年生と取手市議会議員による、協働事業「議会を知り・未来を語る」を開催した。
(3年生3クラスに合計9名の議員と3名の議会事務局職員が訪問し、またオンラインからも全体で5名の議員が参加)
〜実施環境〜
●各クラス、指導者PCを大型テレビに接続して、リモート参加の議員や別のクラスの様子を見ることができるようにした。
●各クラスの全体の様子や、大型テレビを使って提案を発表する様子は、取手市議会が用意したiPadを使って配信した。また、各クラス2名ずつ訪問した議員もそれぞれ持参したiPadを用いて、リモート会議に接続した。
〜流れ〜
1. 議員の自己紹介と議会クイズ
2. 各クラス8グループに分かれ発表。「住みよい取手市をつくるため」を議題として、グループは仮の政党としてグループごとに政党の名前を付けて、議案の発表を行う。
3. クラス内での発表を聞いた担当議員が、2つの議案をピックアップし、その理由を生徒たちに説明。
4. 各教室間をZoomでつなぎ、選ばれた6つの議案を各教室から発表。
5. 各クラスの担当議員が持参した合計9台のタブレットを使用し、普段取手市議会で使用している実際の採決システムを使って投票。
6. 結果発表
【成果と課題】
各クラスから出された議案全てが可決され、取手市議会で話し合われることになった。最後に学校長から、みんなが18歳になったら選挙権がもてることの話や、住みよい街取手にするための皆さんから出てきた提案内容がとても素晴らしかった、という話があった。2時間という限られた時間であったが、市議会議員との貴重な体験をすることができた。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC、iPad(取手市議員、事務局職員)
アプリ:ZOOM、PowerPoint
機 材:大型テレビ