感想を深める「字のない葉書」
【概要】
後半部分から読み取った父親の人物像をグループで話し合って共有し、「ボジショニング」を活用して、前回の前半部分との父親の人物像がどのように変化したかを捉える。
【実施日】
令和4年6月28日
【学校・学年・科目】
永山中学校・2年生・国語
【目標】
妹が帰ってきた場面で「父」の行動に着目し、父の人物像について考えることができること。
(ICTを活用することで、他の生徒の意見や、自分の人物像の捉え方の変化などを見える化し、より一層考えを深める一助とする)。
【授業の流れ】
※前授業では、前半部分から父親の人物像を読み取り、それを「ボジショニング」にマークした。
1. 前回行ったボジショニングの結果を大型テレビに映し、前時までの学習内容を振り返る。
2. 物語後半の登場人物や行動から父がどんな人か考え、各自発表ノートにそれを入力する。
3. 3〜4人のグループに分かれて、それぞれの考えをもとに父の人物像について整理する。
4. 前回の「ボジショニング」を開き、父親の人物像をポイントし直す。なぜそのように捉えたのか、根拠となる本文の部分をコメント欄に入力する。
5.数名の生徒のポジショニング画面を大型テレビに映して、なぜその様に捉えたのか、また、前回の人物像とどのように変化したのかを共有する。
6. まとめ、ふりかえり。
【成果と課題】
「ポジショニング」を活用して、「家族」⇔「仕事」、「優しい」⇔「厳しい」の評価軸を置くことで、なぜそのように人物を捉えたのかを考える一助とすることができた。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:SKYMENU(ボジショニング、発表ノート)
機 材:大型テレビ