【実施日】
令和6年5月20日、23日、27日、30日、6月6日、10日
【学校・学年・科目】
山王小学校・3年生・総合/プログラミング
【目標】
「Scratch」、「BlocklyGames」、「ロボくんを動かそう!」、「アルゴロジック」など、視覚的なプログラミングツールを使って基本的なプログラミングを体験する。
【授業の流れ】
5月20日 Scratch 『アルファベットを動かそう』
好きなアルファベットを数個選び、それぞれに文字が大きくなったり小さくなったり、回転する動作の命令をプログラミングしました。ブロックを組み合わせて命令を設定するのですが、文字を思った通りに動かすことができました。
5月23日 BlocklyGames 『パズル』と『迷路』
「パズル」や「迷路」などの基本的なプログラミング学習教材を使って楽しく学習しました。パズルでは生き物の性質を組み合わせました。生き物の性質が書かれたブロックを意識せず動かす操作を体験します。迷路ではキャラクターがスタートからゴールまで進む道のりを考えました。ブロックを組み合わせて進みますが、キャラクターが上手に進めないときはブロックの組み合わせを何度も考え直しながら問題を解決しゴールに進むことができました。
5月27、30日 Scratch 『きらきら星にあわせてキャラクターを動かそう』
きらきら星の演奏に合わせて自分の好きなキャラクターが動くというプログラミングをしました。きらきら星を演奏するプログラムの設定には時間がかかりましたが、最後まで粘り強く設定に取り組むことができました。曲の設定が終わると、キャラクターに動きを設定することもできました。
6月6日 『ロボくんを動かそう!』と『アルゴロジック』
「ロボくんを動かそう!」では、スタートにいるロボくんをゴールにいる犬のところまで進めるプログラミング体験ゲームです。途中にある火をよけながら進めなければいけません。命令のブロックを上手につなげてロボくんの動きを設定します。全部で6つの画面に挑戦できますが、全員6つの画面をクリアしていました。「アルゴロジック」もゲーム感覚でプログラミングを体験できるアプリです。キャラクターの向きを変えながら、条件に合うように進ませるのですが、正しい方向を設定しなければゴールできません。試行錯誤しながら集中して取り組みました。
6月10日 Scratch 『サルがバナナをゲット!』
マウスポインタ上について動くバナナをサルがつかみ取るゲームです。動くバナナをつかめた時は「バナナゲット」と音声を出し、スコアが加算されるという設定を行いました。キャラクターのサルの配色を自分の好きな色に変更したり、自分の声を録音する作業など楽しみながらできました。
【成果と課題】
今回、はじめてのプログラミング体験でしたが、特にゲーム感覚のプログラミングでは大変集中して行うことができました。また、ブロックを組み合わせる操作方法が理解できると別の組み合わせ方にも挑戦するなど積極的に楽しみながら取り組むことができました。家庭学習でもスクラッチのプログラミングに取り組むお子さんがいるということですので、これからも興味を持ってプログラミングに取り組んでほしいと思います。
《利用環境》
端 末:学習者用タブレットPC、指導者用タブレットPC
アプリ:Scratch、BlocklyGames、ロボくんを動かそう!、アルゴロジック
機 材:大型テレビ
教 材: