夏休みが終わってまだ数日しか経っていませんが、あっという間に夏休み前の光景がよみがえります。

　休み時間の度に、たくさんの子供たちが校長室を訪れてくれます。しかも、元気いっぱいに！子供たちの『笑顔』に日々、癒されています。校長室の新しい扉も、この２日間でたくさんの子供たちが開けてくれました。嬉しいですね。子供たちは、校長室に来て何をする訳でもないんです。楽しい話をしたり、私の近くに寄って来て、黙って立っていたり・・。でも、校長室で心をリセットしてまた、教室で頑張ってくれればいいなと、いつも思っています。いつも願っています。

　これからも、『いつも心にでっかい太陽を』もって、学校生活を送ってほしいと願っています。

　私は校長室に来る子供たちの中で、笑顔でいられる子は安心して見ています。でも・・・たまに、元気がない表情をして校長室に来る子もいます。その時は、必ず担任に『〇〇さん、何かあった？』と、問いかけるようにしています。必要があれば、個別に話をしていきたいと考えています。

　６７５名の子供たち。一人一人に違った感情があります。それぞれの思いがあります。その小さな心に、全力で寄り添っていきたいです。

　昨日も、朝、校舎内を巡回していると、お母様と離れられない子が数名いました。夏休み明けのあるあるですね。その子を校長室に連れてきて心を落ち着かせました。しばらくすると、その子は表情もやわらぎ教室に戻っていきました。嬉しかったです。

　校長が子供たちのためにしてあげられることは、『ほんの小さなこと』です。でも、そんな小さなことを毎日、積み重ねていきたいと願っています。

　そして、

　校長室が、子供たちにとって『また、頑張ろう！』と心を整えることができる場所であれたらいいなって、いつも思っています。