ひとり言
- 公開日
- 2024/08/05
- 更新日
- 2024/08/05
校長室より
おはようございます。新しい週になりました。
高井小の児童のみなさん。元気に生活していますか?今日も暑くなりそうです。くれぐれも熱中症等に気を付けて生活してくださいね。水分補給!大切ですよ。
〜高井小の児童のみなさんへ〜
【幸せは自らつくり出すもの】
高井小の児童のみなさん。みなさんは今、幸せですか。
ある時、高井小の児童の一人から・・・
『校長先生は幸せですか』と聞かれました。
答えは『幸せです』。
それに気付かせてくれたのは、フランスの哲学者 エミール=オーギュスト・シャルティエという人です。ペンネームを『アラン』と言います。彼は言います。
『人は幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになるのだ。』と。
つまり、『幸せ』は自らの意思によって引き寄せられるものであると説いているのです。
実はこれまで、高井小の児童のみなさんに多くの場面でアランの言葉を伝えてきました。
遠足や宿泊学習の中で、
『何もしなければ、本当に楽しいことには出会えない』。
行事の前に、
『自分で成し遂げたことはその後の支えとなる』。
そして、今日は次のような言葉を贈ります。
『幸せは山のようなもの。遠くから眺めているだけでは決して近づくことはできない。しかし、こちらから上っていけば、やがて頂上にたどりつく山のようなもの。待っているだけで手にできる幸せはない』。
アランは自分の考えが本物かどうかを見極めるために、兵役を免除されているにもかかわらず戦争に赴き、そして重傷を負いました。
このような経験をもとに書かれた彼の言葉が、100年後の今『幸福論』として世に出ています。いつか読んでみてください。
私は今、『校長先生』と呼ばれることを心から嬉しく思っています。それはきっと、校長になるという道を自ら選んだからでしょう。なぜなら、アランはこう言っています。
『辛い仕事でも自分で選んだ仕事ならば幸せである』と。
※高井小の児童のみなさんには、9月以降も幸せな日々を送ってほしいと心から願っています。今日も有意義な一日を過ごしてくださいね。