スモールステップのステップは 4
- 公開日
- 2015/05/13
- 更新日
- 2015/05/13
指導課トピックス
デッサンが「うまくできた!」という成功体験はスモールステップに支えられています。
A教室でA講師は次のように展開しました。
1 「写真左」を「参考作品」として学習者に示した。
2 自分の手で形を作りよく見てみましょう、と指示した。
3 手はいろいろな表情をもっていますね、と解説した。
4 では、描いてみましょう、と指示した。
この活動指示では1つ1つのステップが高いために、学習者が「昇れない」という状況になりました。
2〜3〜4の間に、スモールステップがあると良いのではないでしょうか。
B教室でB講師は次のように展開しました。
1 「写真左」を「参考作品」として学習者に示した。
2 黒板に「参考作品の一部分である爪」を描いた。
学習者にも「爪だけ」描く練習をさせた。(写真中)
3 次に親指だけ描いて、その親指から出ている線を描きましょうと指示した。
4 写真右のようになったのを確認して、言う。
「手や指にはいろんな線があるのが分かります。その線を増やしましょう。」
B講師の教室では、スモールステップがあるために、学習者が一段一段昇って行くのが分かりました。
学習者は「デッサンの成功体験」を感じ、嬉しそうでした。
団体旅行のバスが到着すると、バスガイドさんが、小さなステップを手に持ってバスを降り、乗り降りするドアの入口の下に置くことがありますね。
あれがスモールステップの良さであり必要性です。
あの置かれたステップによって、高齢の方から小さな子供まで誰にとっても昇りやすくなります。
授業や講座でも、学習者が描きやすくなるスモールステップがあると良いのです。