【PTA関係】8月21日〜22日 第 74 回日本 PTA 全国研究大会報告
- 公開日
- 2026/09/10
- 更新日
- 2026/09/10
PTA関係
奈良県天理市民会館やまのべホールにて開催された日P連全国研究大会に参加しました。
講 師:天理市長 並河 健 氏
テーマ:「統廃合しない。先生が辞めない。『こどもまんなか』の学校・地域づくり」
天理市で実際に行われている活動として
♢小中学校施設と公民館などの公共施設の複合化
生徒数減少により使用頻度が減ってしまった教室の有効利用となる。防災機能の強化、地域との連携が行いやすくなる。
♢学校教育と地域活動の間に“共に学ぶ機会(アフタースクール)”を作り、学校と地域が交流しあう
学校と地域の人たちが顔見知りになることで、助け合うための壁は低くなる。
♢教員の負担を減らすための専門チームの設置
保護者等からの苦情への対応を、元学校長や臨床心理士などの専門家が行い、負担を減らす。
教員の精神面や保護者対応を専門家がサポートすることで、トラブルにつながりにくくする。
教員の負担を減らすことで、ゆとりをもって生徒たちと向き合ってもらうことができる。
他にパネルディスカッションやトークセッションがあった。
♢学校ばかりが頑張るのではなく、学校・家庭・地域・行政などが対等な立場で学校を作っていきたい
♢活動の入り口は「楽しさ」だと進んで参加したくなる
♢こどもをまんなかにおいて“共に学ぶ”ことで、相互理解が深まる
♢防災力を高めるために、普段から地域の人たちと知り合っておくことも必要
♢PTA が学校を支えるという今の形ではなく、PTA が率先して学校・家庭・地域をつなぎ、共に学ぶ機会を作る組織になれたらよい
などの話が上がっていました。
感想
こどもをまんなかに、学校・地域を作っていくという考え方は、PTA や自治会の入会者が減り、ひとりひとりの負担が大きくなっている今、良い形を作ろうとしていると感じています。
今の PTA は“PTA 役員や委員会が頑張って学校を支える”という形が固まってしまっていますが、発足の原点に戻り、子どもたちを健やかに育てていくためにはどうするべきなのかを、学校と PTA(保護者の代表としての)がともに考え、話し合い、実行につなげていく組織にならないといけないと思います。
学校運営協議会を通して、地域の方たちや行政とも協力して、より良い学校教育が行われるよう活動していきたいです。
PTA は学校を直接助ける活動を行うための組織ではなく、教員・生徒・保護者の困りごとをすくい上げ、必要な活動を生み(不要な活動を終わらせ)、助けることができる人や仕組みとつなぐことができる組織でありたいです。