ひとり言
- 公開日
- 2024/04/01
- 更新日
- 2024/04/01
校長室より
若い方はわからないかもしれませんが、『高倉 健』さんという大俳優がいらっしゃいました。その方の著書を先日、読み返してみました。書名は『旅の途中で』(新潮社)。
その本の以下の部分に、その当時の私が蛍光ペンでラインを引いていました。
その箇所には、このように書かれていました。
『人間にとっていちばん贅沢なのは、
心がふるえるような感動。
お金をいくら持っていても、
感動はできない人にはできません。
感動のもとは何でもいいんじゃないでしょうか。
美しいとか、旨いと感じるとか・・・
一週間に一回でいいですから、
心が感じて動けることに出会いたい。
とても贅沢だと思いますが、
感じることをこれからも探し続けたいと思っています。』
という内容です。
この本を読み返して、何か元気になりました。ささいなことでも、捉え方次第で大きな感動になり得ます。感動を見つけることが習慣化していくと、感度が磨かれ、感動をキャッチする力も育つ。
そうなると、自分自身がいきいきと輝く瞬間が増えます。この本では、『感動の種』を探す大切さを教えてくれたような気がします。
令和6年度の高井小学校の生活では、どんな感動を見つけることができるのでしょうか。今から、とても楽しみです。
いつも高井小の子供たち、教職員、保護者の皆様から感動をたくさんもらっています。
きっと、今年度もたくさんの感動体験ができることでしょう。感度を磨き、感動をたくさんキャッチしていきたいと思います。
そして、前を見つめ上を向いて歩いていきたいです。
だって、下を向いていたら、虹は見つけられませんから・・。ね!