学校日記

ひとり言

公開日
2024/01/29
更新日
2024/01/29

校長室より

 今日も子供たちは無事に下校しました。今日も楽しく、たくさん笑った一日でした。幸せいっぱいです!

 さて、先日、中学校で学年主任をしていた頃の教え子にプロの演劇家がいて、その子が会いに来てくれました。以前も一度、お話ししたことがあったかもしれません。
 
 演劇の公演が決まる度に、いろいろな報告に来てくれます。チケットもとってくれるので、予定が合う時は応援に行ってあげようと思っています。今回で2回目の演劇観賞。今までは、演劇なんてなんの興味もなかったのですが、行ってみたらおもしろくて・・。

 教え子が出演していることはもちろん嬉しいことですが、演劇はとても勉強になるんです。

 発声の仕方、台詞への気持ちの乗せ方、話の間の取り方、話すときの表情。

 教育に通じるものがたくさんあります。教え子の演技からもいろいろ勉強させてもらっています。

 何を今日の『ひとり言』で、お伝えしたいかというと・・・

 一生懸命、心を込めて関わったその当時の子供たちとは、ずっと繋がっていけるということです。

 今でも、たくさんの教え子達が高井小の校長室に顔を出しに来てくれます。(教え子と言っても、みんなもう20代から40代までの立派な大人ですが。)

 そういう意味では、教師の仕事って素敵な職業だと思っています。

 今年度、何十年ぶりに再会した教え子もいるんですが、会って話していると、あっという間にその当時にタイムスリップ。話はとても盛り上がってしまいます。

 『記憶に残る先生』でありたいですね。『いい先生』ではなく、『忘れられない先生』。

 今は、校長職だから子供たちにも保護者の皆様にもすぐに忘れられてしまうかな?

 だって、私自身、小学校時代の校長先生の顔も名前も全く覚えていません。

 でも、少しでも忘れられない存在になれるように子供たちや保護者の皆様に、関わっていきたいといつも思っています。

 この『ひとり言』を楽しみにしています!って言ってくださった保護者の方がいらっしゃいました。ありがとうございます。励みになります。

 でも、一番私の素が出ていて、自然体なのがこの『ひとり言』かもしれません。

 今日も一日、ありがとうございました!