インフルエンザが流行しています
- 公開日
- 2023/12/20
- 更新日
- 2023/12/20
校長室より
〜環境が子供を育てる〜
インフルエンザが流行しています。高井小だけではなく、取手市の多くの学校で学級閉鎖等の措置がなされているところです。
学校では各クラス、子供たちに『手洗い』『うがい』を励行させています。流しにはハンドソープを置き、手指を消毒しやすい環境に努めています。
このような状況を見た子供たちの中には、はじめは『めんどくさい』と感じる子もいることでしょう。でも、毎日繰り返すことから、『今』は『インフルエンザ予防のために、これをしないといけないんだ』という気持ちになっていきます。
『いつも手洗い、うがいができる用意がある』
『友達もみんなやっている』
これらの環境が子供たちの心を動かしていくのだと思います。
以前にも書かせていただいたかもしれませんが、ピカピカに磨き上げられた小さなゴミ一つない床には、ゴミを落とすことは出来ないけれど、ゴミが落ちている汚れた床には、ゴミを落としても平気に感じてしまうという統計があります。
子供たちに言って聞かせることも大事ですが、このような環境を作り、環境で守り、子供の気持ちを育てていくことは、大切なしつけの一方法だと考えています。
このように考えると、私たち大人の行動は、子供にとって大切な環境の一つになるのではないでしょうか。
学校、家庭、地域が手を取り合って、子供がよりよく育つ環境づくりを意識しながら生活していきたいものですね。
体調を崩している児童のみなさん。
ゆっくり休んで早く元気になってくださいね。待っていますよ。お大事にね。