ひとり言
- 公開日
- 2024/09/15
- 更新日
- 2024/09/15
校長室より
☆秋の夜長に、読書で育つ豊かな心☆
まだ暑い日が続いていますが、季節的にはもう秋です。朝晩は少し、秋らしくなってきましたね。本当に今年の夏は、一段と暑さを感じた夏でした。
さて、秋と言えば芸術の秋・スポーツの秋・はたまた食欲の秋と、何をするにも最適の秋です。(秋が短くなってしまった気がしますが・・)このいい季節に子供たちに『読書をすることの大切さ』を伝えてみませんか。
読書が子供たちの成長に大変に効果的であるということを疑う人はいないと思いますが、作家の赤川次郎氏によると、読書はまだ子供たちが経験していないことを、先に間接的に経験させてくれ、いわゆる免疫を付けてくれているということだそうです。これからの人生の中で困難にぶつかった時に、困難に対する免疫があれば最悪を回避することができると言っています。
さらに、読んだ本は自分の足下に積まれていき、読めば読むほど足下が高くなり、それと同時に自分の目線も高くなってきます。今まで見えなかった景色が見え、遠く先のことまで見通せるようになるということです。
また、本を読むことで、社会を広げ、年齢差や国や性別を越えた人の考え方や気持ちに共感することができ、人に対する思いやりや優しさが育ってくるとも考えられています。そこで、読書好きにする子供を育てる最も効果的な方法の一つに、大人が子供と一緒に読書することがあげられています。
ぜひ、秋の夜長に子供たちが『読書タイム』を家庭で作れるといいですね。学校でも、子供たちに読書の大切さを推奨していきます。