環境が子供たちを育てる
- 公開日
- 2024/08/31
- 更新日
- 2024/08/31
校長室より
学校はいつも、きれいであるべきだと感じています。教室の中も、もちろんそうです。
ランドセルを揃えてロッカーに入れる。靴のかかとを揃える。このようなことが、しっかり出来ていると、見ていてとても気持ちがいいですよね。
『きちんとすること』に対して、子供たちは最初は『面倒くさい』と感じることでしょう。
でも、毎日繰り返すことから、『きれいな方がいい』『みんなあたり前にやっているから』という気持ちになっていきます。このようなきれいな環境が、子供たちの気持ちを動かしていくのだと思います。
ピカピカに磨き上げられた小さなゴミ一つない床には、ゴミを落とすことはできないけれど、ゴミが落ちている汚れた床には、ゴミを落としても平気に感じてしまうという統計があります。
子供たちに言って聞かせることも大事ですが、このような環境を作り、環境で守り、子供の気持ちを育てていくことは、大切なしつけの一方法だと考えています。
このように考えると、私たち大人の行動は、子供たちにとって大切な環境の一つになるのではないでしょうか。
※校長室の扉が新しくなり、気持ちがいいです。校長室も、いつもきれいにしておくことを心掛けています。