ひとり言
- 公開日
- 2024/08/21
- 更新日
- 2024/08/21
校長室より
少しでも参考になれば・・・
こうすれば学力がつく
〜『学力をつける100のメソッド』〜という本より抜粋
☆睡眠時間をきちんととらせる☆
反復練習をすると、記憶がよくなるというのは確かです。ある有名な心理学者の実験では、人の記憶は、翌日には半分以下にまで保持率が落ちるそうです。
つまり、半分以上を忘れてしまうのです。ところが、復習をするとその記憶の保持率が高まるのです。
もう一つ記憶力を高めるのに有効なのが、アウトプット・トレーニングです。
つまり、繰り返し覚えようとするのではなく、覚えたことを何回も出力してみようとすることです。アウトプットの練習をすることによって、記憶力は高まっていきます。
それと、子供の場合に忘れてはならないのは『睡眠時間』です。睡眠時間の短い人は、一般的に記憶する場合の入力時の注意力が落ちるので、物をよく覚えられないんです。
また、最近の睡眠の研究でわかってきたことですが、記憶という脳の海馬というところで一時的な保管をして、それを側頭葉に書き込む作業をすることによって、長期的な保存ができるのだそうです。それを行うのは睡眠中だそうです。ですから、睡眠時間が短い人ほど記憶が悪いということがわかってきています。
また、海馬での一時的な保管期間は約1か月で、1か月以内に復習をしないと記憶が定着せず、すっかり忘れてしまうそうです。
子供の場合は、まだ脳も発達中ですから、脳を大切にしてあげないといけません。単に記憶をよくするということにとどまらず、脳をきちんと発達させるためにも、睡眠時間はきちんととらせるべきです。
〜以上のような内容です。〜
参考までに。でも、私も子供たちにとって、『睡眠時間』はとても大切だと考えています。9月からの学校生活を元気にかつ、前向きに生活していけるようご家庭でもご協力よろしくお願いいたします。