学校日記

ひとり言

公開日
2024/08/20
更新日
2024/08/20

校長室より

〜聴き上手になろう〜 9月以降の子供たちとの関わりの中で・・。

 人は誰しも喜びと同時に、不安や悩みを抱えています。子供たちも同様だと思います。毎日の学校生活も楽しいことばかりではないでしょう。友達とけんかした、学習内容がわかりにくい・・等々、様々な悩みをもっていると思われます。そして、子供たちなりにその解決方法を身に付けています。

 例えば、『親や先生に相談する』『友達に話す』といった『誰かに悩みや不安を聞いてもらい、アドバイスをもらったり、共有してもらう』ことですっきりする方法です。ただこの場合、聴き方により子供たちの受け取り方が大きく変わってきます。

 子供たちがすっきりするためには、聴き上手になる必要があるのかもしれません。これまた自戒の念を込めて・・。

☆聴き上手になるために☆

1 手を止め、目を見て話を聴いてあげましょう。
2 軽くうなづきながら『わかったよ』と子供たちがわかるようにしましょう。
3 話の間に上手にあいづちを入れ、聴いているよと知らせてあげましょう。
4 子供たちの話を、時折まとめてあげ確かめていきましょう。
5 子供たちの話が終わるまで聴き、自分の話は途中で入れないようにしましょう。

 普段の忙しい生活の中で、丁寧に話を聴くのはなかなか難しいことですよね。でも、学校でも家庭でも意識的に実践してみませんか? 子供たちは、いつも話を聴いてほしいといつも思っていますよ。

 私自身も今後も、子供たちの話を丁寧に聴くように努めていきたいと思います。