ひとり言
- 公開日
- 2024/08/08
- 更新日
- 2024/08/08
校長室より
〜高井小の教職員のみなさんへ〜 校長より
☆『叱り』を生かす信頼関係のポイント☆
同じ言葉であっても、『言葉を発したのが誰か』によって、相手の心に響く場合と、そうでない場合があります。心に響く叱り方にするためには、子供との信頼関係を築くことが必要ですよね。
子供を教え導くために欠かせない要素があります。それは、指導する側の教師と、される側の子供たちとの信頼関係です。と言うか、それがす・べ・て!ですね。
大人もそうですが、『この人の言葉なら聞き入れよう』という気持ちになるのが人間です。尊敬できない人の言葉は、どんなに正論であっても、受けいれることができないのが普通です。特に、感受性が強い年頃の子供たちは、なおさらです。
ですから、私達教師は、常に自分の生き方に磨きをかけ、子供に信頼される人になる努力をしなければならないと強く思っています。
教師というのは、常に子供に見られていることを意識して、教育活動を推進していきましょう。決して、聖人君子のような人間になる必要はありませんし、そんな人は世の中にめったに存在しません。私自身も欠点だらけです。
しかし、自分の言葉に責任をもち、誠意をもって行動に移す・・そう心がけることができる大人になる努力を続けることはできますよね。
子供の感性は大人以上に鋭いものです。どんなに口では立派なことを言っても、行動が伴わない人は、すぐに見抜かれてしまします。また、いくら体裁を取り繕ったとしても、その真の姿を子供たちは、たちまち感じ取ってしまうものです。
人が見ていようがいまいが、自分の信念や言葉に対して誠実に責任をもつ姿勢が、大人には、特に・・子供を教え導く教師には必要なのかもしれません。『この人は信頼されるに足る人だ』『この人のようになりたい』・・・そう思わせるような姿を見せることによって、子供はその人を信頼します。
どんなに叱っても、素直に反省し、受けいれる姿勢を見せるようになることでしょう。
私自身もそうなれるように、今後も、努力していきたいと思います。(自戒の念を込めて・・)