学校日記

ひとり言

公開日
2024/07/28
更新日
2024/07/28

校長室より

〜高井小の児童のみなさんへ〜

 高井小の児童のみなさん。4月からの学校生活も4か月が過ぎました。
 みなさん自身の学校生活、学級生活はどうでしょうか。クラスの中で、元気がない人はいませんでしたか?もし、そんな人がいたら、その人の心を読んで、気を遣ってあげなくてはいけないと思うんです。

 また、そうなる前に、心が疲れている人がいたら、また困っている人がいたら、普段の学校生活で、ちょっとした思いやりを、ちょっとした気持ちを分けてあげたい、そうした雰囲気を9月以降の学校生活の中でつくっておきたいものです。
 そうすると、過ごしやすい居心地のよい場所と信頼感が生まれて、より心が落ち着いた学校生活が送れるのです。
 
 例えば、トイレに行ったとき、スリッパが逆さまになっていると履きにくいですが、きちんと並べられていると何だか嬉しくなってきます。朝の登校時に友達に『おはよう』と言われると、朝の始まりが何だか嬉しくなり、やる気が生まれてきます。
 また、逆に学校外で、なかなか入りにくい訪問先やお店を訪ねたとき、向こうから『いらっしゃい』と迎えられると入りやすくなりますし、まして知らないところではなおさらです。

 人の心、人の気持ちって、接し方で大きく変わっていくものなのです。

 自身が意識してあげる立場に立って、ちょっとした気持ちや言葉を態度に示してあげれば、たいへん喜んでもらえるものです。そうしていく中で、そこに過ごす人たちの心のストレスが減っていくと信じたいです。

 自身が意識してあげる立場に立って、ちょっとした気持ちや言葉を態度に示してあげれば、たいへん喜んでいただけるものです。そうしていく中で、そこに過ごす人たちの心のストレスが減っていくと信じたいです。

 さらに、児童のみなさん。普段から友達のよいところをじっと見つめてください。そして、その人、本来のよさを感じ取ること。また、個人の、またはみんなのよかった所を褒め合うこと。これを帰りの会で発表して、交換し合ってはどうでしょうか。

 このように、学級生活で友達に感謝をして、日々の生活を送れるようにしていけば、それがよりよい学校の姿に変わっていくと信じています。

 そうした中で、真の友達としての絆が生まれてくるのです。

 9月以降の学校生活。こんな気持ちで生活してくれると嬉しいです。