国語 言葉の誤用が
- 公開日
- 2014/07/14
- 更新日
- 2014/07/14
指導課トピックス
W杯は,途中起用されたゲッツェのトラップボレーシュートで決まり。ゲッツェは大役を果たしました。
さてこの「役」に関する言葉の誤用に「役不足」があります。
次は誤用です。
「このたび本営業部へ着任しました**です。課長として役不足ではありますが,一生懸命頑張ります。」
「役不足」を「力不足」の意味で使用していると思われる誤用。
「役不足」とは,その人は力があるのに,その力に見合った役割が与えられていないことを指す言葉で,本人でなく他人が使うのが通例。
自分で「役不足」と言ってしまっては,何をえらそうに!となります。
誤用・誤表記の例
×的を得る ○的を射る
×綺羅星の如く ○綺羅,星の如く(きら,ほしのごとく)
×間髪を入れず ○間,髪を入れず(かん,はつをいれず)
×コミニュケーション ○コミュニケーション
×怒り心頭に達す ○怒り心頭に発す
◆「間髪」「綺羅星」→ ×の使用のほうが多い!のが現状
「とんでもございません」も誤りなのですが,多くの方が「とんでもない」のていねいな言い方として使っています。
「とんでもない」の「ない」は「無い」ではありません。「きたない」の「ない」が「無い」でないのと同様です。
「きたない」を「きたございません」と言わないのと同様に「とんでもございません」は誤用。
もし,ていねいに言うなら「とんでもないことでございます」が正しいのです。
文化庁の調査で,誤用が多数で「本来は誤用なのだが・・・」という例もあり,まさに言葉は生きているとも言えますが。
・情けはひとのためならず
・鳥肌が立つ
などがその例です。
「鳥肌が立つ」は本来は「ぞっとする」なのですが,最近は「あまりに素晴らしくて感動」の場面で使われる例が目立ちます。
誤用は「噴飯もの」(可笑しくて吹き出す)なのですが,この「噴飯もの」でさえ「頭に来る,文句を言わないでいられない」の意味に誤用されています。